道産子×ひとり言

趣味等々。統一感のない自己満足です。

インドカレー屋に行って後悔した話。

帰省が終わり、再び一人暮らし生活。

当然家には食いものがなく、さっきふらっと近くのインドカレーの店に初めて行ってきた。

 

頼んだのはチキンカレーの甘口にライス。

 

インドカレー屋といえば、珍しいカレー、激辛、特大ナンのイメージである。

 

僕は普通で良かった。普通に美味しいカレーライスが食べられれば十分だと思った。

他にいた客は一人で来ていた東南アジアの雰囲気を漂わせた若い女性一人と仕事終わりのような若いサラリーマン3人の2組だけだった。

 

他の客は既に食べていたため、すぐに来るだろうと思っていた。

しかしなかなか来ず、待つこと20分。

「オマタセシマシター、サラダー、ライスー、チキンカレーデース」

 

カタコトのインド人(?)の女性が運んできてくれた。

 

これは美味いに違いない。そう思い1口食べた。

 

でもな……そのカレーはな……

 

 

味が全然せんかったのじゃ。

 

期待が一気にしぼみ、失望。悲しいという感情さえ呼び起こした。

 

こうなるともうネガティブ思考が止まらない。

 

こんな美味しくないカレーは初めて食ったわ、神は普通のカレーすらも食べさせてくれないのか、ああコンビニ弁当の方がマシだった、これに950円も払うのか、こんな店二度と来るか

 

そんな考えが巡るのだが、やるせない気持ちになるのは、一番後悔しているのはこの店に入ったことではない、そう気づいているからだ。

 

 

なんでもっと珍しいカレーにしなかったんだーーー!

なんでナンではなくライスにしたんだーーー!

中辛くらいならいけただろーーー!

 

守りに入った自分を責めた。ただ味の薄い普通のカレーにお金を払うことになったから。

 

他のカレーが美味しかったのかは分からない。

でも少なくとも、インドカレーは不味い、辛すぎると勉強になったであろう。

こんなブルーな気持ちにはならなかったはずと思う。本当にやるせない。

 

 

 

…とはいいつつ珍しいカレーが不味かったら、それはそれで絶対後悔してるだろうなと思う。

 

……自分の機嫌とり、難しいな。

 

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