道産子×ひとり言

趣味等々。統一感のない自己満足です。

ブームとなったカーリングについて思うことを語ってみた。

私事だがカーリングをやっている。

 

オリンピックが開催されていた2月に

そだねー」「カー娘」「もぐもぐタイム」「メガネ先輩」など

連日メディアに取り上げられていたおかげもあって、印象が大きく変わったと思う。

 

以前までは自分がカーリング部に所属していることを話すと、

 

「えーー、そんな部活あったんだwwww」

と言われ、

「地味だけど楽しいんだぞ!w」

と返すことがよくあった。

 

しかし今はカーリングの話をすると反応がまるっきし違う。みんな同じことを言う。

 

「えーー、やってみたい!!!」

 

流行というのは恐ろしいものだ。

「地味なスポーツ」を「楽しそうなスポーツ」に変えてしまったのだから。

大いに大歓迎。

 

やってみるとわかるのだが、カーリングの最大の魅力は独特の緊張感にあると思う。

例えるなら、サッカーのPK、野球でいう最終回1点ビハインドのチャンスでの打席だろうか。

カーリングではそれが常。

何投目だろうと一つのミスが、一つのスーパーショットが戦局を大きく変えるからだ。

 

スキップの指示を受け、動作に入ると静まり返るリンク。

 

投げ手の一挙手一投足に注目が集まり、ストーンが手から離れた刹那、静かなリンクに響き渡るスキップの声とスイープの音。

ショットが決まったときの讃える声と決めてくるかと感嘆に似た相手の唸るような声。

 

最高に心地が良くなる瞬間だ。

 

そういったカーリングの楽しさに多くの人が触れるきっかけが出来たのは喜ばしいことだし、是非とも一度体験してみてほしいと強く願う。

 

 

福原愛が国民的アイドルになったときの全国の卓球部はきっとこんな気持ちだったのだろう。

 

 

ブームがブームで終わりませんように。