中学生の頃のコンプレックスの話
中学生の頃、こんなことで悩んでいた。
「自分はどうしてこんなに足が遅いんだろう」
と。
当時の僕にとっては低身長と双璧をなす最大のコンプレックスだった。
部活が終わり家に帰ると「足を速くする方法」で検索。そこには歩幅を広げろ、腕を縦に振れ、足をあげろ、つま先走りだ、地面を蹴りなさい、回転数こそ命だ等々。色々かいてるんだわ。それを一つずつ試しながら走ってみる。半年~1年くらいはやっていた気がする。そしてその結果…
あまり進歩がみられなかった。
多少速くはなったけど成長期だからねw
人並み程度にしか伸びなかった。
そのときの僕は(ああ、おれは何をやってもダメなんだ。足が遅いスポーツマンなんてダサすぎる)と悩んでいた。
実に下らない悩みだったと今では思う。だって現に今鈍足は全くコンプレックスじゃないもの。そもそも野球部という集団でみると遅かっただけで中学生の平均タイムと比較すると勝らずとも劣らない程度だった。いやそれ以前に足が遅い一流アスリートなんて腐るほどいるだろうとw
だからもし、もしも中学生の僕が目の前にいたらこう言いたい。
「ないものよりあるものをみろ。視野をもっと広くもて!」って。
今の悩みもきっと5年後10年後には笑いながら思い出すのだろう。
この言葉は未来の自分からいまの自分へのメッセージでもあるんだなあと思う今日この頃です。